団体走路利用インタビュー(日本体育大学自転車競技部編)

2023年8月22日

日本体育大学自転車競技部 北村翔太 様

日本体育大学自転車競技部紹介
「明るく 元気に 爽やかに 粘り強く」をモットー。
その言葉とは裏腹に、
文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権自転車競技大会(以下、『インカレ』と称する)
では女子総合優勝常連、男子もインカレを含む全国大会の表彰台を同大学ユニフォームの水色ジャージで彩ることも多々ある。
男女種目を問わず、確実に実績を積み続けるチームの中距離選手でもある北村翔太選手にインタビューを行いました。

Q.なぜ本ドームを利用しましたか?
 やはり本年度開催のインカレのためです。今年のインカレでも勝ちを狙っているので、ここ(TIPSTAR DOME CHIBA)で練習することにチームとしても迷いはありませんでした。

Q.他の国際規格での走路と比べて何か違いはありますか?
 圧倒的に癖がないです。自分が経験した他の250m走路よりカント角度が小さいせいか走りやすい気がします。
団体追い抜きにしても、フライング練習にしても、極端に特別なことを意識しなくても走ることができました。

Q.普段どんな練習をしていますか?
 ドームでの練習以外では、ロード練習やワットバイクに乗ることが多いです。
自身がインカレで出場する種目がオムニアムとチームパーシュートなので、短時間のパワーを何度も出せるようにすることを意識して練習を行っています。
特にオムニアムは1日に複数回レースがあるので、短い休憩時間でも息を整えられるようインターバルをどの程度取るかも考えながら練習を行っています。
その他ではウエイトトレーニングも行っています。

Q.一般的にウエイトトレーニングは短距離班のイメージがありますが、中距離班でもウエイトトレーニングは必要なものなのでしょうか?
 全然必要です。オムニアムの競走競技でもレース展開によってはパワーが必要ですので…
また、チームパーシュートでも4kmとは言えインカレ優勝を目指すペースとなると
下手に個人で走る1kmTTよりも早いペースで走ります。そうなると必然的にスピードやパワーも必要となるのでウエイトトレーニングを行っています。

Q.練習メニューで意識しているうちこのドーム特有のものがあれば
 特にここだから、というのはないですが、250m走路で遠心力がかかる分、体幹の使い方やコーナリングは意識して練習を行っています。

Q.ここでの練習で恩恵を得られましたか?
 走る度に先ほど申し上げました遠心力への対応の仕方を掴んでいっているので、インカレはでもこのイメージを大切にしたいです。

Q.少し話は逸れますが、先日ここで行われたエンデュランスレースでは惜しくも総合2位という結果でしたがいかがでしたか?
 インカレと同じ場所、しかもオムニアムほぼ同じ形式で走れるということで、インカレを見据えてということで参加しました。
優勝できなかったのは残念ですが、良い感覚を掴めたので良かったです。

Q.チームでの目標や意気込み
 大学生活最後のインカレなので絶対勝ちます!

施設の利用スケジュールはこちら
https://chiba-jpf-dome.com/schedule/