団体走路利用インタビュー(明治大学体育会自転車部編)

2023年6月1日

明治大学体育会自転車部 主将 野中龍之介 様

・明治大学体育会自転車部紹介
1938(昭和13)年創部。
2007(平成19)年文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権自転車競技大会(以下、『インカレ』と称する)学校対抗総合2位を皮切りに、日本代表強化指定選手の排出や2017(平成29)年全日本自転車競技選手権大会男子チームスプリントでプロ集団や強豪大学チームを退けて優勝するなど、数多くの有力選手を育ててきた。
今やインカレ学校対抗総合表彰台常連校の一つでもある明治大学体育会自転車部 主将 野中龍之介 選手にインタビューを行いました。

Q.なぜ本ドームを利用しましたか?
 250m周長の走路で練習できるためです。
去年の全日本学生選手権トラック自転車競技大会(以下、『個人戦』と称する)では250m周長での経験が豊富な選手とそうでない選手の差が如実に表れていました。
 その差はタイム競技のタイムだけでなく、ポイントレースなど競走競技でも先頭交代やコーナーリングなどの、技術面で特に表れていました。
 さらに今年の個人戦は250m周長での大会、インカレではここTIPSTAR DOME CHIBAで行われることから、250m周長での”慣れ”が必要だと感じたため、本走路の利用を積極的に行うようにしました。

Q.250m周長の走路は400mや333mなどの自転車競技場とは大きく感覚が違うものなのでしょうか?
 全く異なると言っても過言ではありません。
 先ほどの話で触れた技術面で慣れる必要があるだけではなく、安全面でも250m走路で慣れておく必要があると思っています。他の周長の走路よりバンク角度がある分、250m周長に慣れていない選手は落車のリスクも高いため、安全に競技を行う上でも慣れておく必要があると考えています。

Q.普段どのように練習をしていますか?
 このチームは全体練習より、各自での練習の方が多いです。
休日の集まれる日は遠方までロード練習へ行ったり、境川自転車競技場までトラック練習に行ったりします。
 また、平日の早朝に話し合ったメンバー同士で京王閣競輪場やロード練習に向かうこともありますが、ウエイトトレーニングやコンビ練習等(アスリート向けエアロバイク式トレーニングマシンを用いた練習のこと)は各自で行います。
 もちろん部員がある程度人数が揃いそうでかつ利用可能日があればTIPSTAR DOME CHIBAに集まって練習をします。

Q.練習メニューで意識しているうちこの施設特有のものはありますか?
 チームスプリントやチームパーシュート等の団体種目練習を最優先で行っています。
 今年のインカレでも、双方の団体種目の優勝を狙っているためです。
少しでもメンバー同士の息が合わなければ満足の行くタイムが出ない種目でありながら、コーナーリングやコンマレベルでの速度調整が必要な繊細な競技です。
 そのため、せっかくのインカレ本番想定の練習ができる環境ということもあり、前後にディスクホイールをつけて本番さながらの練習を行うようにしています。

Q.チームでの目標や意気込みがあればどうぞ!
 去年のインカレでは学校対抗総合優勝を狙っていましたが、ロード部門のみの優勝になってしまいました。しかし今年はトラック、ロード双方で優勝し、学校対抗総合優勝を狙いたいと思います。

Q.最後に明治大学自転車部のOBで尊敬する選手は!
 競輪選手の守澤太志 選手です!

明治大学体育会自転車部公式Twitter
https://twitter.com/meijiBRT?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
明治大学体育会自転車部公式Instagram
https://www.instagram.com/meiji_cycle/
明治大学体育会自転車部公式Facebook
https://www.facebook.com/meijibicycle/?locale=ja_JP
施設の利用スケジュールはこちら

イベントスケジュール